マスタースティーブン・コーの魅力は、ダイナミックな行動力とユーモアのセンス、そして瞑想によって精妙なエネルギーを瞬時に体感させてくれるところにあります。彼は、もとは「懐疑的なエンジニア」だったと自身で述べています。彼はフィリピン生まれでカトリックの学校に通いましたが、霊的なことには懐疑的で、ただカトリック教会に通い、母がよく連れていってくれた占い師に会うぐらいでした。その後、エンジニアになり、バプテスト教徒になりました。

 

 

しかし、13歳のときに母親に連れられて行った占い師が言った奇妙な予言のことを、彼はよく覚えていました。

「占い師は、私の手にある三角形などの線を指差して、『これが見えるか、これが見えるか 』と言い続けた。私は家に帰りたかった。でも、その時占い師が言った言葉は、今でも私の記憶の中に残っている。『この少年が24歳になった時、ゴールド（gold）よりも尊いものがその手に落ちるだろう』と。そして、私が24歳になり、妻が股関節を骨折したときに、プラニック・ヒーリングに出会ったのです」 医師はマスターコーに、妻の股関節は複雑骨折しており、再び歩けるようになるには3～4ヶ月かかると告げました。

「その頃、私はシルバメソッドというビジュアライゼーションのクラスを受講していて、そこでプラニック・ヒーリングのことを教えてもらった。半信半疑だが、妻が治るならやってみよう と思った。」マスターコーは、プラニック・ヒーリングのクラスに参加し、出会った先生がチョー・コクスイ大師でした。